トランスコスモス、「アジア 10 都市オンラインショッピング利用動向調査 2018」結果を発表
日本商品の購入意向が旺盛なアジア都市は、台北 76%、ハノイ 66%
トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼 COO:奥田昌孝)は、アジアの主要都市におけるオンライン ショッピングの利用実態と越境 EC への関心を探ることを目的として、「アジア 10 都市オンラインショッピング利用調査 2018」を 実施しました。この調査は、東京を含むアジア10都市における 10代から 40代のオンラインショッピング利用者3200人を対象と し、都市ごとのユニークな特徴やアジア都市全体に共通する傾向などを明らかにしています。
■調査結果のポイント
1.オンラインショッピングにおけるソーシャルメディアやインフルエンサーの影響力は大きい
2.チャットサポートや価格交渉など新しいサービス利用意向についても積極的である
3.越境 EC については、安心感や高品質イメージのある日本の商品の関心は非常に高い
アジアの都市生活者は、品揃え、価格、時間節約などにオンラインショッピングのメリットがあると考える一方で、「写真や説明文 と実物が違う」、「配送時の破損や遅延が心配」などの回答はいずれの都市も東京を上回りました。そのため正規品保障や商品 の生産地などを重視する傾向が高く、受け取りについても職場や店頭などが利用されています。購入プロセスでは、商品の認 知経路としてフェイスブックなどのソーシャルメディアをあげるユーザーが多く、クチコミサイトやインフルエンサーの意見も大き な影響力をもっていました。メッセンジャーやチャットによる交渉やサポートの利用意向も東京を大きく上回りました。
また国内では手に入りにくい商品やブランド購入のため、越境EC と呼ばれる国外ショッピングサイトの利用意向も旺盛です。商 品を購入したい国として台北、ハノイ、上海、マニラ、シンガポールでは半数以上のユーザーが「日本」をあげました。一方、「中 国」はクアラルンプールやシンガポール、「米国」はマニラやムンバイのユーザーに人気となっています。最も購入したい国とし て「日本」をあげた人の理由をみると、どの都市でも「安心・安全」、「品質・性能」「デザイン」などが高いのに対して、「中国」をあ げた人は「コストパフォーマンス」が他項目を引き離して最も高くなっています。
調査結果の詳細は、トランスコスモス調査部 公式ブログで紹介しています。https://blog.trans-cosmos.co.jp/research/
国外ショッピングサイトで商品を購入したい国として「日本」「中国」をあげた人の比率
「アジア 10 都市オンラインショッピング利用動向調査 2018」について ● 調査方法:インターネットによるパネル調査 ● 調査対象都市:日本(東京)、中国(上海)、台湾(台北)、インドネシア(ジャカルタ)、シンガポール(シンガポール)、タイ(バンコク)、マレーシア(クアラルンプール)、ベトナム(ハノイ)、フィリピン(マニラ)、インド(ムンバイ)の 10 都市 ● 調査対象者:10-40 代の男女で、直近 1年以内のオンラインショッピング利用(購入)経験者 ● 設問数:24 問 ● 回収サンプル数:320x10 都市=計 3,200 サンプル ● 調査実施期間:2017 年12 月13 日~2018 年1月5日 |
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