トランスコスモス、中国最大のECモールTMALLから5つ星評価を継続獲得
データ活用のオムニチャネル対応に向けたニューリテールサービスを提供
トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝)の100%子会社である上海特思尓大宇宙商務咨詢有限公司(本社:中国上海市、CEO:山下栄二郎、以下、トランスコスモスチャイナ)は8月6日に中国最大のECモールであるTMALLから、2019年上半期におけるTMALLサービスパートナーとして再び5つ星を獲得しました。2016年から4年連続での獲得です。
TMALL・TMALL国際においては、EC運用サービスを提供するサービスパートナー企業を対象に半年ごとに評価が行われます。2019年の評価基準は、EC店舗運用力、ブランドマーケティング力、コンシューマーオペレーション能力、チャネル運用力、ニューリテール運用力、データ運用力という6つの指標と、運営する店舗規模などの総合力です。対象企業は現場で6つの指標およびイノベーション事業について審査され、企業の総合力によりランクが決定します。
また、トランスコスモスが資本・業務提携を行うEC事業者2社も、TMALLサービスパートナー5つ星評価を再び獲得しました。コスメ・パーソナルケア・マタニティ・ベビーのネット販売代理・EC運営代行を行う上海思珀特電子商務有限公司(通称名:UNQ)と、ファッションブランド・マタニティ・ベビー・玩具・パーソナルケア・ホーム用品のワンストップソリューションサービスを提供する山東雅諾達電子商務有限公司(本社:山東省済南市、代表者:董伊娜、通称名:Magic Panda)です。
中国のネット環境はますます発達しており、EC市場が拡大するにつれて各ECモールとブランド企業に対するニューリテールサービスへの期待も高まっています。それに伴い、サービスパートナー企業はEC業界の政策と動向をリアルタイムにキャッチしてサービス開発・改善を実施する必要に迫られています。そのような環境の中でトランスコスモスチャイナはAlibabaデータバンクの活用に向けて2018年Uni-marketing部門を設立しました。2019年4月には「Alibabaデータバンク認証サービス企業」の認証を取得し、「Alibabaデータバンク認証サービス企業」29社のうちの1社となりました。現在、35人のデータアナリストで構成されたデータ分析チームが、データ統合からデータ分析、戦略立案、コンシューマーオペレーション、マーケティング施策の実行などを提供しています。
トランスコスモスチャイナは、企業のデジタルトランスフォーメーションのパートナーとして、2006年に上海で事業を開始し、現在では中国の7都市10拠点に事業を拡大してきました。中国市場において、コンタクトセンターサービス、ニューリテールサービス、デジタルマーケティングサービスなどを、中国国内や海外の70を超えるブランドに提供しています。2009年に開始したEC事業では、TMALL、JD、WeChatなどのプラットフォームを通じて、3C製品、アパレル、ベビーケア、玩具、スポーツ、飲料品、楽器、ホーム用品、ホームシアター・オーディオ機器などのお客様企業に、EC店舗・サイト構築、運用、販売チャネル開拓、オンライン・オフラインのデータ統合、システム開発、コンシューマーオペレーションと統合マーケティングのニューリテールサービス(越境ECを含む)などを提供しています。