トランスコスモス、中国の西安センターが就職研修センターとして承認
企業の社会的責任を実践し、現地の卒業生など若者層の雇用に貢献
トランスコスモス株式会社(代表取締役共同社長:牟田正明、神谷健志)の中国のオペレーション拠点「西安センター」が、2024年2月、西安ハイテク産業開発区の「就職研修センター」として承認されました。
就職研修センターは、西安ハイテク産業開発区党工委員会組織人事部が実施する公共サービスであり、実践的で革新的な人材を育成する手段となっています。これを通して、卒業生が安定的かつ質の高い仕事を見つけることを支援しています。
トランスコスモスの西安センターは、新卒者や社会青年を対象とした研修プログラムを展開し、実地研修やインターン求人を設けるという政府の呼びかけに積極的に応じました。西安センターは資料審査、現場視察、資格審査などを経て、2024年2月に「就職研修センター」として承認されました。まずは50個以上のインターン職種を提供し、高卒者や青年層のビジネススキルの向上と雇用機会の創出をはかっていきます。
トランスコスモスは、学校と企業の協力、インターンのOJT、障がい者への就職支援などを通じて、中国各地の雇用に積極的に貢献し、企業と地域社会の共存共栄と発展に努めています。このたび、トランスコスモスの西安センターが「就職研修センター」として承認されたことは、卒業生の雇用問題を解決しようとする地方政府の取り組みに対する支援にもつながります。
西安センターは2017年12月に運用を開始して以来、人員拡大や業務拡大を継続的に進めています。現在、センターの座席数は700席を超え、トレーニングルーム、会議室、休憩室、ジムなどのインフラを完備しています。インターネット、3C、ドローン、デジタル建築、新エネルギー自動車などの業界の世界的有名ブランドに技術サポート型のコンタクトセンターサービスを提供しています。
所在地: | 中国陝西省西安市ハイテク産業開発区シンガポール騰飛科匯城B座 |
業務内容: | 技術サポート型のコンタクトセンター |
提供サービス: | インバウンドコール、アウトバウンドコール、オンラインチャット、インテリジェントアシスタンスなど |
西安センターの所在ビル(左) | オペレーションエリア |
トランスコスモスでは、今後も各地でのBPO事業を拡大・発展させるとともに、より多くの現地雇用機会を創出し、地域社会の繁栄に貢献していきます。
■トランスコスモスの中国展開
トランスコスモスは1995年に中国市場に進出し、オフショアサービス事業を開始しました。2006年には、中国市場向けコールセンター会社として上海でコールセンターを開設。以来、中国市場のお客様企業にコンタクトセンターサービスを提供しています。現在では上海、北京、天津、合肥、西安、長沙、武漢、内江、昆山、鄭州、蘇州、台北などの23都市に拠点と子会社を設立しており、コンタクトセンター、顧客体験、ECワンストップ、デジタルマーケティング、システム開発および各種BPOサービスを中国国内や海外のお客様企業向けに提供しています。
※トランスコスモスは、トランスコスモス株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です
※その他、記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です
(トランスコスモス株式会社について)
トランスコスモスは1966年の創業以来、優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より価値の高いサービスを提供することで、お客様企業の競争力強化に努めて参りました。現在では、お客様企業のビジネスプロセスをコスト最適化と売上拡大の両面から支援するサービスを、アジアを中心に世界35の国と地域・182の拠点で、オペレーショナル・エクセレンスを追求し、提供しています。また、世界規模でのEC市場の拡大にあわせ、お客様企業の優良な商品・サービスを世界46の国と地域の消費者にお届けするグローバルECワンストップサービスを提供しています。トランスコスモスは事業環境の変化に対応し、デジタル技術の活用でお客様企業の変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」を目指しています。