トランスコスモス、世界のEC市場を解説した書籍『海外ECハンドブック2022』を発刊
越境EC・海外EC市場の今がわかるデータ集
トランスコスモス株式会社(代表取締役共同社長:石見浩一、牟田正明)は、著書『海外ECハンドブック2022』(出版:株式会社インプレス、定価:2,500円+税)を発刊しました。グローバルECにおいて豊富な経験をもつトランスコスモスが、世界30の国と地域におけるECの現状と将来展望について、最新データを集約・整理したものです。
2021年のグローバルB2C EC市場は、前年比119%、過去最高となる5兆1,140億ドル規模となり、新型コロナの世界的流行の影響で鈍化した2020年から、再び大幅な成長・拡大を見せました。今後は年平均12.7%の成長率で堅調に拡大し、2031年には16兆9,000億ドルに達すると推計されています。渡航規制や行動制限の緩和が進んだことに伴い、各国の経済もパンデミック前の水準に戻りつつあり、消費者が実店舗回帰傾向にある一方で、EC利用者数は前年比110%の約38億人と、新興国を中心に増加するとともに、利用定着・浸透も見られています。
地域別では、中国を含むアジア太平洋地域が世界市場全体の約5割、利用者も約6割を占めるなど、引き続きグローバルEC市場をけん引。2020年はアジア以外がマイナス成長となったのに対し、2021年は全地域で二桁成長を記録。今後も高い成長が見込まれ、2031年には相対的にアジア太平洋地域の市場シェアは約4割にまで縮小すると見られています。
EC事業者は、ポスト・コロナの成長戦略として、物流やクイックコマースへの投資、インフルエンサーを起用したPR活動やライブコマース、メタバース、NFT、Web3.0の活用など、ショッピング体験を充実させる動きを加速。一方で、物価上昇による節約志向やサステナビリティへの関心の高まりなど、消費者の意識は大きく変わりつつあり、こうした動向にいち早く対応することが今後の成長を左右するといえます。
■越境EC・海外EC市場の今がわかるデータ集 『海外ECハンドブック2022』
■トランスコスモスのEC支援サービスについて
トランスコスモスはEC市場の拡大にあわせ、お客様企業の優良な商品・サービスを世界46の国と地域の消費者にお届けするグローバルECワンストップサービスを提供しています。海外販売におけるECサイト構築・運用、フルフィルメント(入荷・ピッキング・梱包・出荷)、カスタマーケア、Webプロモーション、分析などのオペレーションからお客様企業自身でのEC進出、日本からの越境EC・海外販売、さらにはトランスコスモスのECチャネルを通じての商品販売までお客様企業のニーズにあわせたさまざまな展開が可能です。世界各国の大手ECモール・大手ECサイト・大手ECリテーラーでの売り場を確保し、現地の有力ECアウトソーシング企業とも連携しているので、海外販売も強力にサポートします。お客様企業の商品・サービスを日本・欧米・中国・台湾・韓国・ASEAN・インド・中南米など世界中にお届けします。
※トランスコスモスは、トランスコスモス株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です
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●トランスコスモス株式会社について
トランスコスモスは1966年の創業以来、優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より価値の高いサービスを提供することで、お客様企業の競争力強化に努めて参りました。現在では、お客様企業のビジネスプロセスをコスト最適化と売上拡大の両面から支援するサービスを、アジアを中心に世界28の国と地域・172の拠点で、オペレーショナル・エクセレンスを追求し、提供しています。また、世界規模でのEC市場の拡大にあわせ、お客様企業の優良な商品・サービスを世界46の国と地域の消費者にお届けするグローバルECワンストップサービスを提供しています。トランスコスモスは事業環境の変化に対応し、デジタル技術の活用でお客様企業の変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」を目指しています。